ABOUT IFA

IFAについて 

IFAとは、「Independent Financial Advisor」の略で、独立系のファイナンシャルアドバイザーを意味します。証券会社や銀行など、特定の金融機関から独立し、資産運用のアドバイスや金融商品の仲介を行います。お客様はIFAが提携する証券会社のシステムを使い、商品の売買を行うことができます。また、複数の金融機関と提携することも可能なため、営業方針に縛られることなく、中立的な立場でアドバイスを行うことができます。また、原則異動もないので、長期的な目線でお客様にサービスを提供することができるのがIFAの特徴です。

日本におけるIFA

日本では、2003年5月に証券取引法が改正、2004年4月1日から、個人や法人が金融商品取引業者である証券会社と業務委託契約を結び、金融商品の仲介業務を行えるようになりました。IFAの数は右肩上がりで増えてはいるものの、今現在日本では4,000人程度です。金融先進国といわれるアメリカでは約13万人の独立系アドバイザーが活躍しています。昨今、資産運用への関心が高まる中、中立的な立場でアドバイスができるIFAの存在感が今後高まっていくのではないかと考えられます。

IFAになるメリット

転勤がなく自身で選んだ場所で働くことができます。IFA業者と業務委託契約を結び個人事業主として働く場合は、出来高制の報酬になる場合が多く、証券会社時代より収入が増える可能性があります。同じお客様を長期間にわたり担当することができ、無理のない提案ができるので、友好的な関係を築くことができます。
また、お客様から頂く手数料を調整することができるのもIFAになるメリットの一つです。インターネット経由と同程度の手数料体系にしたり、投資信託の販売手数料や為替の手数料を個別に調整したりすることができます。

IFAが行っている開拓の方法

IFAが担当するお客様は、前職の会社員時代にお付き合いのあった方がほとんどです。その方達からの紹介や、IFAとして独立したからこそ紹介を受けることも多くあります。それ以外では、自社のPR活動、セミナーや各メディアサイト等を通じて新規のお客様を得ているIFAもいます。

どのIFA企業を選べばいいのか

日本はアメリカに比べまだまだIFAが少ないといっても、いざ見てみるとIFA企業はたくさんあります。どのような目線で自分に合ったIFA企業を選ぶべきか、いくつかポイントをご紹介します。

取り扱う業務の範囲

IFA企業と一口に言っても、株や投信、仕組債など運用面を中心にアドバイスをする企業もあれば、保険の取り扱いに強みを持つ企業、ライフプラン全体にアドバイスを行う企業など様々です。自分の得意とすることや活かしたいスキルを考えて、何を取り扱いできるIFA企業なのかをリサーチすることが大切です。また、お客様の資産運用のアドバイスをしていくうえで、相続や不動産、税金関係、そのほかさまざまなことをIFAは相談されることが多くなります。そんな時、どのような体制でお客様のサポートをしていけるのかも、IFA企業を選ぶ基準となります。

報酬

働く上で、報酬というのはやはり大切なポイントです。出来高制の報酬でも企業によって報酬率は様々ですし、固定給を採用している企業もあります。報酬の具体的な決め方についても、納得のいくIFA企業を選びましょう。
IFA企業は、比較的小規模であることが多いです。企業ごとに雰囲気や働くメンバーも多様ですので、自分に合った企業を探してみましょう。

最後に

他のIFA企業の紹介サイト等では、費用を払った企業や懇意にしている企業を優先的に紹介したりしています。また転職者や投資家を紹介してもらう際に、IFA企業が費用を支払うケースがほとんどです。その費用は、IFAへの報酬や投資家へのサービスの対価となっています。
しかし、このIFAデータベースでは、IFA企業が自ら運営し、利害関係なくIFA企業を紹介しています。IFAへの転職者や投資家の皆様に満足して頂けるサービスを提供し、業界の発展に貢献したいと想う企業が集まっておりますので、皆さまの情報収集に少しでもお役に立てれば光栄です。

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