IFAになって変わったこと
こんにちは、さくらアドバイザーズの横瀬です。
最近、IFAについて目にすることが増えてきました。
私どもでは金融機関でリテール以外の業務に携わっている方のご相談が増えているように感じます。様々な職種の方にIFAに対して興味を持ってもらえるのは良い事ですね。
ご相談の際、「IFAになって変わった事は?」とご質問いただく事が多いため、今回はその時に私どもがお話ししている3つの事についてご紹介できればと思います。
ご参考になれば幸いです。
時間軸の変化
金融機関で転勤を伴う職務の方は、お客様を担当する期間が3年~6年だと思います。
IFAの場合、お取引が継続する限りお客様との関係は5年、10年と続きます。
同じ金融サービスでも駅伝とマラソンの様な違いがあると思います。
担当期間が長くなると短期では見えなかったお客様の変化を感じる事があります。
例えば、お子様のご結婚、お孫様の誕生、相続発生、転居・海外移住、昇進・勇退、事業の縮小・拡大などです。
ご相談いただくお客様も事前にIFAについてお調べになっているケースが多く、長期的な視点で資産管理のパートナーとなる事をIFAに望まれています。
安心してご相談いただけるように、お客様と関係を築くことが重要だと思います。
資産運用においてもゴール(満期償還や契約終了)まで当事者である事を意識してご提案することが大切だと感じています。
ご相談内容の変化
上記に通じるところもありますが、ご相談いただく内容が変わりました。
お客様も年齢を重ねますので、仮に10年経つとお考えやお悩みも大きく変わります。
下記は最近弊社へ寄せられたご相談です。
・6年前に契約した事業保険が返礼率ピークを迎える。⇒当時の担当者は転勤。
・保有外債が満期を迎える。⇒当時の担当者は転勤。
・息子に孫が生まれた。⇒今からできる事はないか。
・一族の資産構成を抜本的に見直したい⇒5年を目途に計画を立てて欲しい。
既存の金融サービスでは何らかのストレスがお客様にかかっているのかもしれません。
その部分のサポートがIFAの付加価値に繋がるのではないでしょうか?
目先のビジネスにならなくても、お客様のご要望に誠実に対応し続ける事が信頼獲得への近道と弊社は考えています、外部専門家と連携しながらお客様の課題解決に日々取り組んでいます。
仕事に対する姿勢・取り組みの変化
弊社が所属IFAに今日・今週・今月・今期の成果について求める事は一切ありません。
ご自身で計画を立て、ご自身が目指す金融サービスを追求し続ける事ができます。
楽しい事ばかりではありませんが、時にIFA同士で金融サービスの理想形について話し合い、翌日から実行に移す。自分たちで試行錯誤を重ねて実行した事がお客様に受け入れられ、お役に立てた時の喜びは大きな組織では味わえない感覚があります。
お客様とじっくりと向き合い、ご自身や仲間の5年後・10年後も見据えて、自分たちが信じる金融サービスを追求する事はIFAの魅力だと思います。
最後に私事ですが、組織を離れる時に「孤独になるのでは?」という不安がありました。
実際に今日までそう感じたことは一度もありません。今思えば当たり前ですが、世の中には業種が違っても顧客目線でビジネス展開されている方が沢山いらっしゃいます。
この点は同様の不安を感じている方のご参考になればと思います。
以上が金融機関に所属されている方と私どもが最近お話ししている内容です。
IFAに関心をお持ち方のご参考になれば幸いです。
IFAが今以上にご資産管理の窓口として選択いただけるようになると良いですね。
著者情報
company info
- 社名
- 株式会社さくらアドバイザーズ
- 本社所在地
- 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目6番23号 第三堀内ビル9F
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